結婚してからずっとここにこれなかった。
ずっと不倫をしていて辛くて、且つ鬱病を患っていて吐き出す場
がなくて来たこの場所。
でもどうしても来れなかった。

まあ、そういう場だからこそ、自分の好きなようにすればいいの
だろう。
更新することが目的じゃあない。
わかっていても来れなかった。
病気が悪化してパソコンアレルギーになったせいもある。

久しぶりに部屋を片付けた。
私は結婚しても事情があって別居結婚だ。相方は大阪、自分は
東京で学生をしている。
だからなんだというのだろう。
現状は変わらない。

片付けをしていると、過去がよみがえる。
かつて激しく愛した男からのメールをプリントアウトした紙の
数々。
私を救おうとして一生懸命だった男のメッセージ。
そして精神的にも、上司の立場を乱用して私を強引に引き寄せ
た今は亡き男。
その他もろもろ。

過去を振り返れば限りなく苦しくてそしていとおしい。
その時は憎んでいても今は誰もかれもがいとおしい。
自分の思いを掻き乱した人々。
生きている限り、自分とその人々の過去は消せない。
積み重ねた人生に今の自分がある。
そう思っているけど、なんだろう。この空虚さは。
激しい痛みと共に過去の文字の羅列を見るとたまらなくなる。

結婚は決してゴールでも結論ではない。
現に私は過去に思いを寄せている。
過去に愛した男の幻影に縛られている。
人間の思いはそう簡単に割り切れるものではないのだと、改めて
実感した。
でも、今はそれを抱えつつ生きていかなくてはならない。
人生は男女関係だけではない。
でも、愛を交わすことは人生の中で本当に生きているという、大
事な事ではないかと思う。
たとえ、その愛が「結婚」という形に収まらなくても。
とても苦しい。
どうして人は感情を持ってしまったんだろう。
どうして、過去を忘れられないんだろう。
忘れたい。
何もかも。
でも、愛した人が目の前から消えてくれない。
こんな空虚な自分に先はないのかな。

結婚しても別居じゃあ、余計そうだなあ。
自業自得か。
人生、まだまだ勉強だ。

コメント

kaj
kaj
2006年5月7日4:40

本当に願うのならば、記憶は簡単に改竄できますよ♪
ただ、今、それが出来ないと思い込んでいらっしゃるのだとしたら、やはり、、そこにはそれだけの理由が在るのでしょう。
同居していても、ウチの場合、一緒に過ごせる時間(例えば、飯食ったり、馬鹿話しながら飯食ったりというのは、)一日に1〜2時間あるかないかってのが現状ですし(^_^;)
少なくとも、其処にあなたが居るのは(あなた自身および御主人を含む全てのヒトそして、それ以外の誰かのウチ)誰が必要としているのかは、判る事は適わない事ですが、そうして「在る」のが正しいからなんだと思いますよ♪

あ、最後に成り、また、月並みな台詞で申し訳ない気持ちもあるのですが(かつ、この状況で使うのが正しいのか否かは、多少、ひっかかりますが...笑)ご結婚、おめでとうございますm(__)m

ふくろう
ふくろう
2006年5月7日23:25

蒼茫さん、おひさしぶりです。

病気が悪化されたとありますが、大丈夫でしたか?
穏やかに過ごせますよう、お祈りしています。

私は蒼茫さんのことを思い出しながら受験勉強をしています。
昨年のあなたの日記を思い出しながら。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索